楽しかったボートシーバス 11月14日 東京湾
10月の下旬、何気なく携帯を見るとメールが届いていました。BFF中村さんから、ボートシーバス(シーバス&ロックフィッシュ)のお誘いでした。以前桂川に尺ヤマメを求めて一緒に釣りに行ったときに、「隅田川や多摩川でシーバスを狙っているけど、ぜんぜん釣れなくて」とお話したことを覚えてくれていたのでした。
ちょうどその頃(現在も進行中ですが…)職場の人間関係で悩んでいるときで、ボートシーバスに行けば、自分の頭を転換するいいきっかけになるのではないかと思いました。BFF中村さんのメールはまさに〈天からの手助け〉でした。
釣りに大反対のカミさんを説得するのは大変でしたが、何とかいけることになりました。
しかし、渓流中心でたまにシーバス(最近釣れなくてやっていませんでしたが)をするだけなのでタックルがそろいません。ロックフィッシュは渓流用のトラウトタックルでOKということでしたが、私が持っているブリストールでは重いバーイブレーションは難しいのでした。いろいろと釣具屋さんを回りましたが、私が予定してる予算ではありませんでした。リールはたまたまオークションで08ツインパワー2500Sを落札したので、PEとリーダーの組み合わせにしました。でも、もしものこと用に予備のリールは何を使おうか迷いましたが、05バイオマスター2500Sにシーバス用にとC3000の替スプールを買っていたことを思い出し、12LBのナイロンを巻きました。
実施日の11月14日は天気予報では雨でしたが、奇跡的に天気は回復していました。
集合場所で待っていると、パトロール中のパトーカーから警官が出てきて職務質問を受けてしまいました。その日は国賓として米国大統領が来ていたので警備が厳しかったのでしょう。でも、一瞬ノリピーのことが頭によぎり、麻薬の取り締まりかと思ってしまいました。
車の中の荷物まで検査され「キミ、前に何かやっているね」と挑発的な言葉をかけられましたが、「すみません、バイクで進路違反しちゃいました」と軽く流しました。相手の言葉に敏感に反応して反抗的な態度をとって、釣りができなくなったら元も子もありません。
しばらくしてBFF中村さんが到着。タックルを「ジョイマリン」に積み込みます。乗船者は中村さん、タカタカさん、なまず先生、私の4人です。
立派なクルーザーでした。もやもやした悩みを抱えながら、ボートシーバスの始まりです。
雨は止んだものの風や波が強く、クルーザーが揺れます。中村さんから船での釣り方をレクチャーしてもらいだんだん釣り方がさまになってきました。
クルーザーが波をかきわけてものすごいスピードで走ります。波にあおられて船体が激しく上下します。だんだんと船酔いが始まってきました。釣りもPEを使ったメインタックル(ブリストールパック、08ツインパワー2500S)はリーダーからすっぽ抜けてリールだけが飛んでいってしまいました。早速、予備のタックル(スカジットデザインズHQ700PR、05バイオマスターC3000)に切り替えです。
ジョイマリンの船長さんがポイントに案内してくれますが皆さんノーヒットです。
強い潮風を受けながら東京湾のさまざまな景色を見ていると、心が癒されます。場所によっては遠く富士山が眺められます。天気がますます回復し青空が見えてきました。
夕焼けに染まる東京湾を眺めながら、自分の心の中を反芻しました。そして、釣り仲間ってありがたいなと思いました。
別に何かを語り合うわけではありませんが、お互いに気を使いながらキャストしてターゲットを求めていく。同じ目的に向かうひたむきさに心が通った気がしました。
数日前までは悩みでパニック寸前だった私ですが、心が落ち着き前向きに歩む勇気がわいた気がしました。
(シーバスが釣れなくてもいいや、こんな体験はめったにできないのだから)
夕焼けの赤から藍色、そして漆黒に換わり行くなかを波をかきわけて進むジョイマリンの中で考えました。
そして、おおきな橋の橋脚が続く場所で仲間が次々とヒット、そしてキャッチしていきます。
船長さんがミノーをセレクトしてくださいというのでいろいろと変えましたがなかなかヒットしません。メガバスのX80に替えて数投目に念願のシーバスがヒット!魚とのやり取りに中村さんが気づいて、寄せたシーバスをたもですくってくれました。「けんさんやりましたね」と笑顔の中村さんと握手。釣りって楽しいと改めて実感しました。記念撮影をしてがんばったシーバス君をリリースしました。しかし、釣れた興奮で自分でシーバスやあとのカサゴの写真をすっかりと撮り忘れました。(ジョイマリンとBFF中村さんのホームページに小生も載っています)
全員がシーバスゲットしてから第2部のロックフィッシュフィッシングの始まりです。
それまで橋脚や防波堤周り、建造物の周辺をいろいろ回りましたが、大きな工場の防波堤の周りで釣りをしました。
タックルをロックフィッシュ用に替えます。ルアーもバイブレーションやミノーからワームに変更です。
あまり手持ちがなかったので、中村さんのジグヘッドとワームをかりてスタートです。
「ルアーが海底に着底したらルアーを持ち上げてその繰り返しをしてください」と中村さんのアドバイスにしたがって釣りをします。ルアーを何度かボトムバンプさせると上に上げた瞬間に魚が食ってきます。トラウト用のウエダのTS62が強くしなりながら魚を寄せていきます。良型のカサゴでした。ボトムバンプの繰り返しで面白いようにカサゴが釣れました。
ときどき根係したり魚にもぐられたりでルアーをロストしてしまいます。
帰りは行きとは違い静かな波の中をジョイマリンが進んでいきます。東京湾の夜景がきれいです。全員で記念撮影。みんないい顔しています。念願のシーバスゲットといい仲間との出会い、そしてロックフィッシングの楽しさを満喫した釣りでした。
違った環境の中で考えることができ、いつのまにか人間関係の中で、相手に過剰に反応していた自分に気づけました。
つらくなったらまたこのときの釣りを思い出して、ポジティブに考えて行こうと思いました。
会社のパソコンには夕焼けの中を進むジョイマリンから撮った景色を壁紙にして、心を切り替えるようにしています。そして、楽しい釣りを楽しむためにも、がんばっていこうと思いました。
BFF中村さん、また釣りに誘ってくださいね。そして、一緒に釣りができる仲間が増えればいいなと思っています。






最近のコメント